文学の夜明け


徳富蘇峰 氏

皆さんはこの方をご存知でしたか?  お辱しながら私は、全く知りませんでした。
この方無くして、日本文学、否、日本の情報社会は、夜明けを迎えることがなかった、そう言っても過言ではない程凄い人なのです。
この方こそ、日本で最初の総合雑誌「国民の友」(経済を中心に家庭一般に渡った記事)を発刊し、続いて「国民新聞」を創刊されたと言うから、正に偉人であります。
全く持って私は、そういった物の最初というのは、国営で行われていたに違いないと、勝手にそう想像していたものですから、この男性が数名の社員と共に、その偉業を成し遂げたと知った時は、まさに呆然としてしまいました。

そしてこの方も、晩年の一時期馬込に住まわれていて、その住居跡が現在、山王草堂記念館として公園になっておりました。

ちなみに、この方の実弟がかの「徳富蘆花 氏」だそうで、実際、二度びっくり、と言った感じではありませんか?
「国民の友」
創刊号、2刊、3刊
「国民新聞」
にまつわる様々な資料
「2階、書斎部分を再現、保存」
又しても知らなかったのですが、「近世日本国民史」(100巻)というのを知っておられますか?
日本文学至上最高のベストセラーだそうです。
この方は、和漢書を10万冊も収集され、56歳〜90歳までにそれらを書き上げられ、その一部がこの書斎から生まれたということになります。
今から見ると質素な感じがしますが、昭和の始めの頃はこの上もない立派な書斎だったのでしょうか。
「近世日本国民史」(100巻)

スミマセン、ピンボケでした。
是非、本物を見に行ってください。m(_ _)m
「坪内逍遥 氏」実筆の年賀状

流石、文学のドン、錚々たる(国語の教科書、歴史の教科書でお馴染み)方々からのお手紙が。。。
「鳩山一郎 氏」(元 日本国総理大臣)

「与謝野 晶子氏」(新5千円札は樋口一葉よりこの方の方が。。。私見)

紅葉庭園とも呼ばれていたらしいです。